基本姿勢

当社は、品質マネジメントシステムに基づいた品質管理を導入し、お客様重視の事業運営を目指しています。そして、安全・安心な食環境を提供することが、お客様重視の第一歩であると位置づけます。

安全・安心な食事のために、正しい衛生知識に裏打ちされた日々の事業所での衛生管理はもちろんのこと、適正な衛生管理がなされているかのチェック体制を構築。使用する食材や取引先にも目を配り、安全・安心な食環境を支えています。

教育の徹底とマニュアルの充実

1. 教育の徹底

当社の従業員に対する教育は、法令の改正やトレンドに対応するべく、年度ごとに「研修計画書」を新たに策定し、年間を通じて階層別・業態別に教育訓練を行っています。教育内容の基本方針として食品衛生の基礎徹底と食に携わる者としてのモラルに重きをおき、安全・安心な食を提供するために個々のレベルアップを図ります。

衛生管理関連の主な研修

  • 営業部主催研修会
  • 事業所主催研修会
  • 中途採用基礎研修会
  • 衛生管理室主催訪問研修会
  • 研修室主催研修会

2.マニュアル体系図

食品衛生法 健康増進法 労働基準法 HACCP 営業管理マニュアル 食品衛生管理マニュアル 年度事業所研修テキスト 従業員の意識向上

主なマニュアル説明

名称 内容
業務管理マニュアル
  • 品質方針、業務管理項目、記録管理項目、製品およびサービスに関する顧客要求事項のレビュー、パフォーマンス評価、教育訓練と力量、監査と是正処置などが記載されています。
食品衛生管理マニュアル
  • 従業員の衛生管理、施設設備の管理、原材料の衛生管理と保存食、調理から喫食まで温度管理
  • 調理機器類の衛生管理、主な食中毒菌およびウイルス・ノロウイルス食中毒の予防等が記載されています。

組織的な衛生管理体制

当社は、マニュアル・教育・監査・検査を組み合わせることにより組織的で高密度な衛生管理を確立しています。HACCPの考え方に則して厚生労働省が策定した『大量調理施設管理マニュアル』に基づく「食品衛生管理マニュアル」や品質マネジメントシステムに基づく「業務管理マニュアル」を事業所に常備し、マニュアルに基づいた衛生管理を行っています。

また年間を通じ研修による教育訓練を実施するとともに、専門部門のスタッフが事業所を定期的に訪問し、衛生管理のチェックと指導を行っています。さらに「腸内細菌検査」、「拭き取り検査」、「微生物検査」を通じ、検査による衛生状態の確認を行っています。

当社は食品危害防止策の世界基準であるHACCP基準に準拠し、施設側の協力体制のもと、安全性の維持管理に努めております。 各種マニュアルに基づく管理 階層別・業態別の教育訓練 研修計画書に基づく教育・研修 社員食堂学生食堂給食 病院給食 シルバー施設給食 保育園給食 学校給食 お客様 衛生管理質による監査・指導※2 検査による衛生状態のチェック※3 ※2衛生管理関連監査チェック表に基づき核生成項目を5段階評価により数値化。定期的に事業所を訪問し監査・指導を行うことで品質マネジメントシステムに基づく衛生管理を行っております。 ※3・拭き取り検査・微生物検査・綿内雑菌検査 品質マネジメントシステムISO9001準拠
  • ※1
    研修計画書に基づく教育・研究を行っています。
  • ※2
    衛生管理関連・監査チェック表に基づき各種衛生項目を5段階評価により数値化。定期的に事業所を訪問し監査・指導を行うことで品質マネジメントシステムに基づく衛生管理を行っています。
  • ※3
    拭き取り検査、微生物検査、腸内細菌検査を実施しています。

信頼できる食材調達

当社は、調達部門とグループ企業であるアール食品(株)とのタッグにより、日本各地の取引先と協力体制を築き、全国展開を支えるロジステックス網を実現しています。全国に広がる取引先は、衛生管理・品質管理・価格の面において当社の基準をクリアし、かつ当社の基準を満たした食材を仕入れています。品質と価格の両立した食材が、安心・安全な食事を支えています。

POINT 1鮮度へのこだわりと各地の特性を生かした物流

全国に広がる事業所は、それぞれ近辺の取引先を食材仕入先として物流を組み上げています。産地と消費地が近いことにより、鮮度はもちろん、親しみのある地元のお米や野菜の使用や特産品をいかしたメニューづくりなど、きめ細やかな対応が可能です。

POINT 2吟味された食材、選り抜きの取引先

ロジスティックスの構築により、食材のトレーサビリティーを確保し、食材の原産地や加工地、生産工程、アレルゲンなどを確認できる体制を整えています。また取引先の衛生管理・品質管理をチェックすると共に定期的に評価を行い、安全性の向上に努めています。