栄養士 S.Kさん 2018年入社

Interview 04

自分自身の経験を生かし、子どもたちを「栄養面」でサポートしたい

子どもたちの役に立てる仕事に就きたい

昔から「子どもの手助けをしてあげられる仕事がしたい」という夢はあり、母に相談したところ、提案されたのが「栄養士」でした。

実は、私自身が子どものころにアレルギーで苦しんだ経験があるので、栄養士になれば「アレルギーに苦しむ子どもたちの役に立てるのではないか」と考えたことも、大きなきっかけのひとつです。

専門学校で資格を取得し、保育園や幼稚園、小学校などで栄養士として働ける場所を中心に就職活動を実施。活動を進めるうちに、給食中心に業務を行う会社があることを知りました。そして、たくさんある給食会社の中で、レパストの社風や親しみやすそうな環境が、私に合っていると感じられたので、迷わず入社を決めました。

小学校で、さまざまな作業を担当

現在は小学校で給食を作っています。入社当社は野菜の下処理、切りものなどが中心でした。最近では、少しずつですがメインの調理を任せてもらえるようになりました。他にも、汁物や揚げ物などを担当することもあります。

調理の際に他の栄養士さんやパートさんが困ることのないよう、「作業動線図」を作成しています。例えば小松菜の場合「シンクで汚れを落とす→調理台で切る→この釜で茹でる」といったように、食材がどのような流れをたどるか、線で明確にするのです。

この図を作成によって、衛生管理の徹底、作業の効率化が図れるため、できるだけ丁寧に作業動線図を作成するように意識しています。

経験を重ね、食材を素速く処理できるように

小学校の生徒数は約700名で、大量の食材を扱います。しかも、学校では決められた時間に給食を提供しなくてはならず、いかにスピーディーに下処理を進められるかが求められます。

最初は20kgほどのニンジンの皮剥きに20分以上かかることもありましたが、上司の真似をしながら経験を重ねることで、最近は半分の時間で剥けるようになりました。

また、15kgのジャガイモの芽を取る作業も1時間以上かかっていたのですが、最近では20分ほどで完了できます。こうした数字で自分の成長を感じられたときには、大きなやりがいを感じますね。

周囲を手助けできるよう、技術力を磨きたい

まずは自分自身の技術力を磨いて、一緒に働く仲間のお手本となるように頑張りたいです。

また、最近は少しずつ「給食がおいしい」という声をいただけるようになりました。こういった声をいただけるのは私としてもモチベーションにつながります。これからも、まわりの栄養士さんやパートさんと協力し合って、安全でおいしい給食を提供していきたいと思います。

1日のスケジュール

6:30

出社

6:45

調理業務

  • 下処理
  • 切り物

9:00

休憩

9:30

調理業務

  • 副菜・汁物調理

11:45

給食提供

12:10

午前の清掃

13:00

昼休み

13:30

午後の清掃

15:00

デスクワーク

  • 翌日の献立ミーティング
  • 書類整理など

15:30

退社